言葉でもう一度生きる

 2年前にもう死んでいてよかったような状態だと共に

今普通に生きてる

今思うのは

2回目の人生がもっと暮らしたいと思ったんです


しびれの問題は

意識から外れば問題はないと思う

何かに集中すれば

一生 あるしびれが消えている


欲が出てきた

もっと生きたいと思った

よくも悪くも

欲が出てきた


ふと思う時がある

俺はいっぺん ICU で危なかったのは本当だ

後遺症とリハビリと社会からの偏見

失語症 もあるし

2年前みたいに どこでも行けたのに

今はもうそういうわけにはいかない

状態が変わった


これからどうするか

病気によって私だけではなくてそういう風に思う人は多いと思う


これからどうやって生きてくか

やはり私の場合は言葉をやるしかないと思っている

やるしかないというよりも

この間 すごく落ち込んでた時に

いろんなことにいっぱいあって

それだけでも相当 へこんでいて

さらにみぎちゃんが死んじゃった

月曜日はデイサービスで

自主トレ もできなかった

お風呂に入ったのも

声を言わずに出ようとした

私は本当に消耗していた

ところがそこにあの 86歳の勉強 家に出会った

漢字の学者だ

漢字が大好きでやっている

異常に大好きだ

そうだと思った

俺も言葉をやろう って


私に言葉があった

あの時 86歳の小柄な勉強家の方に

私はたくさんもらった

学ぶというのは人生を彩って

楽しく素敵になる

生きてる人から学ぶ




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