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詩  『猫との暮らし』

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『猫との暮らし』 どうして行かなかったんだろう 行きたくないからだ どうして食べたくないんだろう 食べたくないからだ どうして行きたいんだろう 行きたいからだ どうして食べたいんだろう 食べたいからだ どうして黙っているんだろう 黙っていたいからだ どうして好きなんだろう 好きなんだ どうして生きてるの 生きたいからだ どうして遊んでるの 楽しいから なんで空が青いの 青いからだよ ねえ 何 なんでもない お腹減った やっぱり血行の問題かな さぁね お腹が減ったって‼️ はいはい分かった分かった  

詩  『雲の上を歩いていた』

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『雲の上を歩いていた』 雲の上を歩いていた その前は 海の上を快速電車(JR)に乗って 高架の上にレールしかない 高架の下とまわりは太平洋 巨大な製鉄工場がずっとあって 外国人が働いていた でも波がすごくて 白い波頭と藍色の海が きれいだった 怖かったけどなかなか帰れなかったし 海って広くて大きいんだ 家に帰れなかったけど 駅から駅へ快速列車 海の上を走っていた そして 久しぶりに夢を見ず 眠りから醒めて 1行詩を書いた 雲の上を歩いていた 今  地上にいる 言葉を書いている ねえ みんな みんなに会えた 私の家はあそこだ 我が家であり 家族だ 安心した 生きている その喜び 笑顔と笑顔 また笑顔 地上で良かった  みんなに会えた  

詩  『帰巣本能』

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『帰巣本能』 久しぶりに悲しい人を見た 泣くわけではない 涙を出すわけではない ひたすらに悲しい人 大きな声で叫んで 怯えて 不安で 怒っている 大きな声で訴えている 安心な場所に帰りたい 帰巣本能はどんな動物でも 人間も同じです 年齢性差にかかわらず 家に帰りたいのだ 誰の声も届かない領域で 悲しい人 目は空を見ている なんて 露骨な 悲しみの目だろう けれど 悲しい人さん あなたが大声で叫ぶとは それだけ力があるという意味だ 大きな声ができない人もいる 帰る家がない人もいる でもね 悲しい人さん あなたは大丈夫 必ず良くなる 今は不安の極まりに たった一人でいるけれど 慣れてゆく あなたにはパワーがある人だ それを私は知っている 悲しい人よ 強い人よ 帰巣本能 叫ぶことは正しいと思います  

矢野顕子 コンサート 名古屋

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今日は矢野顕子さんを見てきました‼️ と書きましたけど やめました 正直に言うと しみじみとした気持ちで 今書いています 《明日どうなるかわからない》 私の健康とかね 誰々がどうなったとか そう考えると 1万1000円は 安いチケットではないけれど デイサービスを何回か休んで節約して 矢野顕子さんを見てきたんです 最初で最後 高いですからね コンサートがいいとか悪いとか という話ではなくてねー CDで聞いてきたし 坂本龍一さんとか高橋幸宏さんも実際に 見てきたのよ 1980年はめちゃくちゃ面白くて 《たくさん》が出てきた時期です 立花ハジメさんの《太陽さんコンサート》は度肝を抜かれましたし 実感コンピュータの始まりです デヴィッド・シルビアンも デペッシュ・モード 新クリムゾンも見ました ただ矢野顕子さんは 見ていなかった 私たちの健康の問題もあるし 大げさかもしれませんけど 《何が起きるかわからない》です 矢野顕子さんもステージで 言いました 「来年できるかどうか ご時世ですからね  でもみんな健康がいちばん大事ね〜」 ニューヨークに住んでいれば 見やすい場所かもしれません 2部の最初でピアノソロがあったんです 一番すごかった 演奏後に言いました 「今の曲は武満徹を見に行って痛く感動してその日に作った曲でしたー」 矢野顕子さんって バカボンのパパとかバカボンのママとかラーメン食べたいとかクリームシチューとか面白いんですけど 演奏家として一番すごいな と思ったんですね となると高橋悠治さんを見といてよかったなと思うのは 矢野顕子さんと高橋悠治さんが 一緒にやってましたからね 朝野由彦さんだって 私は行きたいと思っていたのにね マーボさんのステージだって もう無理ですからね あの笑顔が欲しかったな 矢野顕子さんって 愛がなきゃね とか お祈りとかね 平和だね とか みんな家族だよね と 今日の新聞で 《137億光年先の信号感知》 という記事でした すごいな 科学とお祈りだね 矢野さんは地球を外から見てるんですね 地球人として 意識が強いかもしれない 地球にしかないのは 音楽と緑と笑顔だと思います まあそんなわけで しみじみとしたコンサートでした〜 小原礼さん? もちろん元気 ヒッピーですからね‼️ #矢野顕子 #名古屋市民会館

詩  『左手の意志』

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  『左手の意志』 左手は麻痺になったが 右手がある だが 左手は勝手に動かそうとしている 無意識に動かそうとしている 何が起きているのか 暑いも寒いも わからないのに なぜ左手が勝手に動くのか ハッとした時 解った 左手の意志だ 左手が生きようとしている それが解った 意味を知ればあとは簡単だ 伐られた木を思えばいい 切り株の横から 黄緑色の蕾が芽生えていく 日々に 葉っぱが 枝が 生命とは不思議な力だ 麻痺とは何か 熊に左手を噛まれて血が出ても 痛くない それが麻痺だ 《左の意志》 と私はノートに書いた 1つ選べ 空を飛ぶ羽が欲しいか それとも言葉が欲しいか どっちだ 私たちは 言葉を選んだ だったらあきらめるな 言葉で考えればいい 大丈夫だ 左手を動かせばいい 左足も同じ 右手と右足を真似たらいい だから大丈夫です 意志は覚悟になる #麻痺 #左半身麻痺  

詩『まっすぐな線だった 白い線だった しかも ぶっとくて 中村哲』

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『 『まっすぐな線だった 白い線だった しかも ぶっとくて 中村哲』 まっすぐな線だった 白い線だった しかも ぶっとくて 中村先生の魂が 分霊して 私の方まで来てくれた 今でも来ている ありがたい 昨夜 中村先生を調べていると なんと 12月4日が6周忌ではないですか 中村先生には予備知識があった おそらく 6年以上前から 中村先生に注目していた たくさんのテレビを見ていたし 評伝映画もできたという話で 映画館に行くのは 朝は寒い日 今日の話 行ってもいいだろうか 寒いのは危ない 神様に尋ねた 「行っていいですか」 神様は何度も頷いてる オッケーが出た 来週でも良かったのに どうしてでも 今日行きたかったんだ まっすぐの白い線で ぶっとい線は中村先生だ 名古屋駅までのバスに乗ると 冗談のように乗客が少ない 混んでいたと思っていたのに 道は開く って言うけれど 本当にあるんだ 「ダメな時は人間 どうするかで決まるんだよ」 バスの中で思い出したようにふとした母からの言葉 こんなことも不思議だった 言葉にしてしまうと穢れてしまう だから私も気をつけている 言葉にすると失ってしまうことがいっぱいある けれど これは大丈夫だと思う 中村先生の魂だ しかも 私まで来てくれている先生の魂だ だいたい24時間前に 中村先生の追悼番組を観ていて 涙が出てきた 今日 シネマスコーレで 嗚咽を抑えたのは初めてだった と思う 涙の船に乗って  私の方に来てくれたんだ 中村先生 土曜日のNHKも録画します 映画の中で 教育も言葉も平和も食料も仕事も 中村先生を通じて伝えているのだ 《アメリカが爆弾を落とすなら俺は俺たちは食料を落とす》 《空爆をする方もまた生きていくのだ》 食べて生きる意味 《このことを準備するためにここまで生きてきたと思いました》 《一隅を照らす》 この言葉の照とは 天照大御神様と同じです お釈迦様でも同じです 中村先生 先生と呼ばせてください 美しくしてはいけない と気をつけていた 映画を観て 帰りのバスの中でも ずっと考えて きっと 中村先生は悪いことを 3つ以上はやっていたと思う 3つ以上悪いことをやったなら 300以上 良いことをやったらいい 中村先生の論理は正しい 100悪いことをやったら 1000良いことをやったらいい 最澄の言葉 《一隅を照らす》 中...

中村哲さん 医師

https://x.com/kouya_2022/status/1994948461910004177?t=Oxhij6w0B5XBrT51amXGvQ&s=19   養老孟司さんは強い言葉で カメラに訊いた 「どうして中村さんが死ななくちゃいけないんですか?」 #中村哲   #一遇を照らす なるべく来週までに 名古屋 #シネマスコーレ に 行きたいです 明日 12月4日は中村哲さんの命日です