詩  『雲の上を歩いていた』





『雲の上を歩いていた』



雲の上を歩いていた
その前は
海の上を快速電車(JR)に乗って
高架の上にレールしかない

高架の下とまわりは太平洋
巨大な製鉄工場がずっとあって
外国人が働いていた
でも波がすごくて
白い波頭と藍色の海が
きれいだった
怖かったけどなかなか帰れなかったし
海って広くて大きいんだ

家に帰れなかったけど
駅から駅へ快速列車
海の上を走っていた

そして

久しぶりに夢を見ず
眠りから醒めて
1行詩を書いた

雲の上を歩いていた
今  地上にいる
言葉を書いている

ねえ みんな
みんなに会えた
私の家はあそこだ
我が家であり 家族だ
安心した
生きている
その喜び
笑顔と笑顔 また笑顔
地上で良かった 
みんなに会えた







 

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