よしだよしこライブ






 


2025.11.14 名古屋 はな咲


よしだよしこさんの

ライブに行ってきました


よしださんの声は

話す声も歌う声も

良いです

どれだけでも

ずっと聴いていたい声です


話からたくさん『もらう』ことがありますし

今年の寒い時期

岐阜で

まともに聴いて

驚きました


どうして『よしだよしこ』を聴いてこなかったんだろうと思いました


YouTubeでたくさんの動画が出てきて驚きましたし熱中しました

#ボガンボス も生で聴かずに YouTubeで初めて聴いて驚きました


同じようなこともあります

詩人 #伊藤比呂美 さんが石垣りんを読んでいなかった とどこかで読みました


大事なものが抜けていた


私はすごい人ではないけれど

フォークソングに関しては

美味しいものしか聴かないです

だから

《よしだよしこを聴いていなかった》っていうのは

今でも大丈夫だ間に合った

と思って

名古屋にいつ来るか

それで 昨日

名古屋 東別院 #はな咲 で

よしださんを見ることができたのです


🌿


歌『卵焼き』を聴くことができました

詩人  #高部久理子 さんの詩に

よしださんがメロディーをつけた歌です


文学は紙上で読めますけど

昨夜のライブで

言葉が立ち上がる姿

言葉が揺れて動いている姿

視覚的に『よしだよしこ』の姿を通って言葉が動いていました


本物のフォークソングを歌う人にしかできない技術です

#いとうたかお さんもそれができます


文学の朗読から加えて

歌になった場合に

違うきれいな生物になった気がします

東京で

女性の詩人達を特集して

コンサートにしていたらしいのが

よしだよしこさん達だと思います


茨木のり子特集や

伊藤比呂美本人が出演したりとうれしい話です


『卵焼き』

という詩+歌があって

詩の中で

内容はこんな感じです


《戦争が終わらない

それでも人々はどうしたらいいのだろうかと悩み

落ち込む》


そんな時に食べる卵焼きです

生活が入るわけですね


生きること=食べること

観念ではなく

入院とリハビリ期で病院と高齢者施設の中で

実際に見てきたことです


大きなことと

小さなことを一緒にした素晴らしい詩だし

それを歌ったよしださんはすごいと思いました


遠近法を使うんです

大きなことを小さなことで言える技術『卵焼き』の中に文芸を見ることができます


🌿


よしださんの歌を聴いていると

真面目で難しい歴史と社会を

話して

歌うのですけれど

誰にでもわかるような

日常生活のどうでもいいような話も面白くて笑えて

やはり

《下町の社会・国語の優しいオシャレな教師》が話してるんだから

良い話に決まってる

良い歌に決まってる

とファンの人は

よしださんに愛着があるのだ

と思います


🌿


商売は

お店の立地条件や

お客の流れる時間帯と料金など

考えてやっているんですね

けれど実は人間性しかないです

《全ての人を大事にする人》のお店は繁盛します

類は類も同じです


🌿


『ワゴンに乗れば』はピカピカする歌で

初めて生で聴きました

ピカピカしていて

ワゴンより

高級なオープンカーで

《海まで向かう》イメージが

私だけですけど

出てきました


よしださんの作る歌は

たくさんあって

曲名が判りませんけれど

すべての歌が

よしださんが歌えば

良くなります

やはり

声がいいのかな

と思います


🌿


死にそうな経験がある人たちはおそらく

《明日何が起きるかわからない》

と思っている気がします


だからこそ

グルメではないけれど

言葉と音楽は

美味しいものしか食べたくない


言葉も音楽も人も同じですし

よしださんの歌は美味しかったです

ごちそうさまでした


#よしだよしこ


#高部久理子


#はな咲


※写真は

Nさんからお借りしました

ありがとうございます


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