詩 『記憶のずっと奥から』







sea
sea
 
   記憶のずっと奥から

なんだろう
あの目は

海の匂い
記憶のずっと奥から
見つめてくるあの目

私は幸せだった
記憶の中にあるのは
美化したわけではなく
不安な私を
安心させてくれた
一瞬であっても
不安なことは一度もなかった

解りますか
いろんな人には心があるけれど
あの目は
おそらく
楽しい魂だと思う

あの目をたくさんもらった
逆に
私から
誰かに何か
安心させるのかもしれない
こればっかりは私には解らない

海の音
海の匂い
風と波
ふるさとは
あの目です
会えてよかった

sea
 sea


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