どっこいしょ 意味
確かに語源には諸説あるもの、民間語源説のものなどもありますが、「どっこいしょ」に関しては、仏教用語である「六根(ろっこん)清浄(しょうじょう)」に由来するとする説が最も有力であると考えられています。
「六根清浄」とは「人間の六識を生ずる6つの器官(眼・耳・鼻・舌・身・意)から生じる迷いや欲を断ち切り、身を清めること」で、修行者が心身共に清浄になるように願いを込めて唱える言葉です。信仰の対象となる山で修行などを行う際に「六根清浄」と唱え、心身の清浄化に務めます。ところが、長く辛い山修行での道中、疲労のため次第に「六根清浄」が「六根性(ろっこんじょう)」と略され、疲れきった頃にはそれが「どっこいしょ」と聞こえてくることから、現在でも疲れた時に「どっこいしょ」という言葉を使うようになったと言われています。
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