詩  『僕の靴』




         『僕の靴』


一歩ずつ一歩ずつ

比喩じゃなく直喩で

文字通り 歩く

一歩ずつ一歩ずつ

歩く


左足

右足

左足

右足


牛のごとく

一歩ずつ一歩ずつ


うつむいているのは

凹んでいるんじゃない

かかとを感じ

指先を感じ

左足裏を感じ

肩の力を抜いて

振り子のごとく

膝を上げて

ほら肩の力を抜いて

アスファルトを道を見る

見つめながら

前へ前へと 左足 右足 


今日は神社まで

柏手打って


そのまま行きなさい

どんどん行きなさい

大事です

そのまま行きなさい


膝を上げ

振り子のごとく

左足 右足 

左手に力を抜いて

だらーんとなって

牛のごとく

一歩ずつ一歩ずつ

地面に挨拶

気がついたら

遠くまで歩いていたよ

牛のごとく

振り子のごとく

一歩ずつ

コツコツ

根気

ゆっくり 前進

牛のごとく

確実に

一歩また一歩

歩行はまるで生きるみたい

実は

血流が良くなるだけのこと

あーいい風

 

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