詩  『六根清浄』




『六根清浄』
  

構えたら跳ね返られるよ
そう言ったのは本宮の宮司さんだった

風は通っていく
たくさんの風は
人々の祭りになって
風の祭りになる
行事は
秘密の風は
消えていった

双肩のつぶやき

天地 土地と龍は舞う
いつも空はあって
風は通っていく
川はみんなのものだった
彼らはいつでも
山の上まですぐに行ける
私たちはそう簡単にはいけない

川は彼らのことだった
大きな蔵に触る
すると王が現れて
それは秘儀ですと申し上げた

草むらに蛇が逃げていく

触ってはいけない
言葉の力を使ってはいけない
聖なる神仏のおかげで
金封の印を与えてくれたのだった

構えたら跳ね返られる
六根清浄
青き権の恐ろしいほどのエネルギー
六根清浄
構えたら跳ね返られる
脱力
子供のように無邪気
六根清浄
清々しく川の音を
今聞いている
脳裏にあるのは
この風だ



 

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