詩『リバー 先生への手紙 2025 夏』

 

『リバー先生への手紙2025夏』

リバー先生 お元気ですか

去年の夏の終わりに手紙を書きました

この1年ぐらいでも

お互い

いろいろがありますね

去年はできなかったゴーヤのこと

種から作って

今 小さなゴーヤの実ができました

あの階段

岩の如く登るのが怖かった

今は大丈夫です

スプーンから普通の箸で

下手くそですけど

食べるようにもなりました

今は小豆の練習と

ラジオ体操もできたんですよ

リバー 先生

その前に大阪の

晴海先生に会って

名古屋で

大村先生と

ムーン先生と

清水先生に出会った

そしてリバー先生に出会ったのです

それから

たくさんの人と出会って

助けてもらって

別れた人もいっぱいいて

出会いは美しいですね

さようならの言葉もなく

何も言わずに消えていく

そんな優しさがあるんだな

って

今やっとわかります

リバー先生

この地上のどこかで

相変わらず

のほほんと

暮らしてるのではないのかな

と思っています

一区切りができる時期になって

自分の中で初めて座りました

「これからどうするかな」

と思っても

やはり道は続いているので

歩いて行く！

というわけではないけれど

道草ばかりで

ポコポコ歩くように遊ぶように

時々 天空から

琴の音が聞こえます

この世の中 醜いことがいっぱい

でも

リバー先生に会ってよかった

この手紙

届くといいなと思いながら

届く必要もないなとも思いながら

では またね どっかでね

🌿